買う前に切り分ける
結論
手持ちのUSBメモリーや外付けドライブに空きがあり、正常に読み書きできるなら、新しい機器は不要です。同じPC内のコピーは作業前の退避に使えますが、同じ物理ドライブの故障には備えられません。PCとは別のコピーを残す必要があり、手持ちの保存先がない・容量が足りない場合に追加購入を検討します。
まず買わずに済むか確認する
- セーブの保存先とコピーする範囲をゲーム別の公式案内で確認します。ゲーム本体のインストール容量と、セーブの容量は別です。下の「セーブデータの場所一覧」から確認できます。
- 正常に遊べている場合は保存してゲームを終了し、Steam Cloudの同期完了を確認してからランチャーも終了します。対象フォルダーのプロパティでサイズを確認してください。
- すでに消失・破損・同期競合がある場合は、むやみにゲームを起動したり初期化したりせず、残っているデータを先に保全します。新しいSSDの購入では失われた進行は戻りません。
- 手持ちの保存先の空き容量を確認します。他人のドライブや、テレビ録画など別用途のデータが入った機器を初期化して流用しないでください。
守りたいものから保存先を選ぶ
順位や性能の採点ではなく、困っていることと使い方で選ぶ目安です。
| 保存先 | 使いやすい場面 | 限界・確認点 |
|---|---|---|
| 同じPC内の別フォルダー | 設定変更やMOD作業の前に、元の状態を一時退避したい | 同じ物理ドライブの故障には備えられない。別のドライブ文字でも物理的に同じ場合がある |
| 手持ちのUSBメモリー | 必要な世代分の容量が収まり、コピーと読み出しを確認できる | 小さく紛失しやすい。これだけを唯一の保存先にしない |
| 外付けSSD・HDD | 複数ゲームの履歴や、録画なども別に残したい | 端子、対応OS、空き容量、設置場所を確認。速度だけではデータ保全は保証されない |
| Steam Cloud | 対応ゲームの進行を端末間で同期したい | ゲーム側が同期対象を決める。任意の過去時点を必ず残すバックアップとは別 |
容量は「セーブの合計 × 残す回数」で見積もる
買う前に、残したいゲームのセーブフォルダーのサイズを合計します。次に、直近分・正常に遊べていた分・大型更新前など、何回分を残すか決めます。上書きだけを繰り返すと、壊れたデータに気付いた時に戻れる版がなくなります。
計算例:対象の合計が2GBで、丸ごとのコピーを5回分残すなら約10GB。これは説明用の仮定で、特定ゲームの容量ではありません。増加分やほかのファイルを含めた余裕も必要です。保存する量が少ないなら、1TBの機器を買う必要はありません。
録画やスクリーンショット、ゲーム本体も保存するなら、それぞれを別に加算します。広告にある読み出し速度だけでは、小さいファイルを大量に書き込む時間は判断できません。容量と実際の用途を優先してください。
端子・形式・置き場所を購入前に確認
外付けという名前だけでは、自分のPCですぐ使えるとは限りません。候補の型番をメーカーの対応表と販売ページで照合してください。
- 端子:PC側がUSB-AかUSB-Cか、付属ケーブルや変換アダプターが何か。端子の形と転送速度の規格は別に確認します。
- 対応OSと形式:Windowsだけで使うか、Macとも行き来するかを決め、メーカーのファイルシステム案内を確認。使えない時に、元データを確保せずフォーマットしないでください。
- 単一ファイルの大きさ:FAT32には約4GBの単一ファイル上限があります。大きな録画や圧縮ファイルも保存するなら、空き容量だけでなく保存先の形式を確認します(Microsoft公式)。
- 形状:直挿し型は隣のUSB端子に干渉しないか、ケーブル式は置ける場所があるかを確認。接続したままノートPCを移動しないでください。
- 購入条件:型番・容量・付属品・販売元・対応OS・返品と保証の条件を照合。復旧サービスがあっても、すべてのデータが戻る保証にはなりません。
Steam Cloudとゲーム本体のバックアップを分けて考える
Steam公式は、クラウドへ送るファイルをゲーム開発元が指定すると説明しています。同期エラーがあるまま起動すると競合や進行喪失につながる場合があるため、同期済みという思い込みで古いPCのデータを消さないでください。
Steamのゲームファイルのバックアップ機能だけで、すべてのセーブが含まれるとは判断できません。開発元ごとに保存先が違うため、セーブは対象フォルダーを確認して別にコピーします(Steam公式)。
外付けストレージも故障・紛失することがあります。コピー後も元のセーブを残し、重要な正常時点のコピーを区別して保管してください。ここではゲームを外付けドライブから実行する方法や、PC全体の復元は扱いません。
保存先を用意したら、コピーして確認する
- 対象ゲーム・購入ストア・アカウントを確認し、終了後のセーブを「ゲーム名_日付_時刻」の外側フォルダーへコピーします。切り取りや元データの削除はしません。
- 元と先のファイル数・フォルダー数・サイズを照合し、コピーエラーがないか確認します。より厳密な照合は下の共通ガイドのハッシュ確認へ。数とサイズだけでは内容の一致を保証しません。
- コピー日時、ゲームの版、MODの有無、確認方法をメモします。正しくコピーできたことと、ゲームで読み込めることは別です。復元はゲーム別の手順で、現在のセーブも退避してから行います。
- 書き込みが終わってからOSの安全な取り外しを使います。取り外せない表示がある場合は強引に抜かず、使用中のアプリを確認してください(Microsoft公式)。
よくある質問
外付けSSDを買えばクラッシュも直りますか?
バックアップ先を増やすことと、クラッシュの原因を直すことは別です。原因が分からない段階でSSDやGPUを買い替えず、まずエラーや再現条件を記録してトラブル別の手順で調べてください。
バックアップ用に一番速いSSDを選ぶべきですか?
セーブの容量とコピー頻度によります。手持ちの機器で問題なくコピーできるなら追加購入は不要です。速度より、必要な世代が収まる容量、互換性、コピーの確認を先に判断します。
外付けへ移動したらPC側のセーブは消してよいですか?
いいえ。ここでの目的は別のコピーを残すことです。PC側を削除するとゲームが進行を見失う可能性があり、外付けだけに残すとその機器が唯一の保存先になります。
記載内容の誤りはこちらからお知らせください。
参考情報・公式出典
公式情報を確認し、選び方は編集部で整理しました。実機による比較評価・ランキングではありません。価格・在庫は変動するため記載していません。
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