まずこれを試す
結論
まずゲーム中のFPSが目標と上限に達しているかを見ます。60fps上限で安定して60fpsならGPUに余裕があっても正常で、使用率を上げる必要はありません。目標FPSに届かない場合は、タスクマネージャーでゲームが使うGPU番号とその3D負荷、CPUの論理プロセッサ別の負荷を確認。CPU側に負荷が偏っていればCPU側の処理、ゲームが内蔵GPUを使っていればGPU選択を比べ、どちらでもない時に電源・設定などへ進みます。
- STEP 1|プレイ中のFPSと上限が一致しているか確認する
- STEP 2|ゲームが使うGPUとCPUの負荷をセットで記録する
- STEP 3|目標未達ならCPU側か使用GPUかを一つずつ比べる
- STEP 4|改善しない時は電源と描画設定を条件付きで確認する
原因候補
- FPS上限・V-Syncに達した結果としてGPUに余裕がある正常な状態
- CPU側の処理待ちでGPUへ描画の指示が十分届かない状態
- ゲームが内蔵GPUで動作し、別の独立GPUだけを測っている状態
- 省電力・AC未接続、別アプリの負荷や測定時の画面切り替え
まず結論:目標FPSを維持しているなら低使用率は正常
例:目標が60fps、ゲーム内の上限も60fps、プレイ中もほぼ60fps。この時にGPU使用率が40%でも、必要な枚数を余裕をもって描けています。故障を疑ったり、使用率を100%に近づけたりする必要はありません。
目標が120fpsなのにゲームが60fpsで固定される場合は、ゲーム内のFPS上限やV-Sync、必要ならドライバー側の上限を確認します。上限を上げても目標に届かない、または上限より低い時だけCPU・使用GPUを含めた判断表へ進みます。瞬間的な引っかかりは平均FPSとは分けてカクつきの記事で確認してください。
FPS・CPU・使用GPUを、同じプレイ場面で確認する
- ゲーム内のFPS表示、またはSteam「設定」→「ゲーム中」のパフォーマンスモニターを使い、実際のプレイ中のFPSを記録。ゲーム内「映像」「ディスプレイ」のFPS上限・V-Syncも控えます。ロビーとプレイ中では上限が違うゲームがあります。
- Ctrl+Shift+Esc→「プロセス」でゲーム名を見つけ、「GPUエンジン」列がなければ見出しを右クリックして表示。GPU番号(例:GPU 0)を控え、「パフォーマンス」で同じ番号のGPU名を確認します。GPU 0が内蔵でGPU 1が独立GPUという並びはPCによって異なるため、番号と名前の両方を照合します。
- ゲームに対応するGPUの「3D」グラフと、「パフォーマンス」→「CPU」の全体使用率を確認。CPUグラフを右クリック→「グラフの変更」→「論理プロセッサ」で一部だけ負荷が高くないか調べます。
タスクマネージャーのGPU全体の数値は、最も忙しいエンジンを代表値として表示する仕組みです。動画の処理などと混ぜず、ゲームが使うGPU名と3Dグラフを確認します。ゲームからタスクマネージャーへ切り替えると負荷が下がるため、数値は目安として記録し、結論は設定変更前後のFPSも合わせて判断します。Microsoft DirectXによるGPU表示の説明
判断表:FPS・CPU・実際の使用GPUを組み合わせる
下記の数値は判断方法を示す仮の例で、特定のゲーム・PCでの実測結果ではありません。実際はプレイ中の同じ場面で自分の目標FPSと比べます。
| プレイ中のFPSと上限 | CPUの状態 | 使用GPU・3D負荷 | 判断と次の行動 |
|---|---|---|---|
| 目標60/上限60/実測ほぼ60 | 全体25%、偏りは目立たない | 対象GPU 3D 約40% | 正常。目標を満たすなら設定変更不要。GPU使用率を上げない |
| 目標120/上限60/実測ほぼ60 | 全体30% | 対象GPU 3D 約45% | 上限が先。ゲーム内の上限・V-Syncを確認し、同じ場面で再測定 |
| 目標60/上限120/実測45前後 | 全体35%、一部の論理プロセッサは90%前後 | 対象の独立GPU 3D 約35% | CPU側が候補。表示距離や背景処理を一項目ずつ比較 |
| 目標60/上限120/実測45前後 | 全体30% | ゲームは内蔵GPU 0で3D約90%。独立GPU 1は約0% | 見ていたGPUが違う。対象ゲームのGPU設定を確認 |
| 目標60/上限120/実測45前後 | 全体30%、偏りは目立たない | ゲームが使う独立GPU 3D 約96% | GPUは低使用率ではない。描画負荷を切り分ける |
| 目標60/上限120/実測45前後 | 全体も各論理プロセッサも低め | ゲームの独立GPU 3D 低め | 数字だけで原因不明。電源・画面切り替え・別の上限を確認 |
CPU全体35%でも一部の処理が詰まる場合があります。逆にCPUの高い論理プロセッサが一つ見えただけではCPUが唯一の原因と確定できません。一項目を変えた前後でFPSが動くかを確かめます。Microsoft DirectXのCPU・GPU負荷解説
解決手順
同じ問題の続きから
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プレイ中のFPSと上限が一致しているか確認する
- ゲーム内またはSteamのパフォーマンスモニターでプレイ中のFPSを確認し、ゲーム内の「映像」「ディスプレイ」のFPS上限とV-Syncを控える。ロビーや一時停止画面ではなく、普段遊ぶ同じ場面で測る。
- 例:目標60fps・上限60fpsでプレイ中もほぼ60fpsなら、GPU使用率が40%前後でもまず正常と判断。上限より低い・視点移動などで落ちる場合だけCPU・GPUの確認へ進む。
ゲームが使うGPUとCPUの負荷をセットで記録する
- Ctrl+Shift+Esc→「プロセス」でゲーム名を探し、「GPUエンジン」列の番号を確認。「パフォーマンス」で同じ番号のGPU名と3Dグラフを見て、内蔵GPUか独立GPUかを記録する。別のGPUの0%だけでゲームがGPUを使っていないと判断しない。
- 「パフォーマンス」→「CPU」のグラフを右クリック→「グラフの変更」→「論理プロセッサ」で負荷を確認。CPU全体が低い数値でも、一部の論理プロセッサに負荷が偏ることがある。ゲーム画面から切り替えると負荷が変わるため、数値は傾向として扱う。
目標未達ならCPU側か使用GPUかを一つずつ比べる
- CPU側が疑わしい時は、ゲーム内に表示距離・NPC密度などの設定があれば一項目だけ下げ、同じ場面でFPSとGPU 3D負荷が変わるか比較。動画・録画・更新が動いていれば一つずつ終了する。画質の一括変更は避ける。
- 複数GPUのPCでゲームが内蔵GPUを使っていると確認できた時だけ、Windows 11の「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィック」で対象のゲームを選び「高パフォーマンス」を設定。ゲームを再起動し、GPU番号・FPS・負荷を再確認する。
改善しない時は電源と描画設定を条件付きで確認する
- ノートPCならAC接続とWindowsの「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→「電源モード」を確認。省電力中なら「バランス」へ変更して同じ場面で比較。戻らない場合はPCメーカーの電源・温度の案内へ。
- ゲームが使うGPUの3D負荷が高く、FPSが上限に届かないならGPU描画負荷が候補なので、別記事「FPSが低い」のレンダリング解像度比較へ。GPUの3D負荷が低いだけでドライバー故障や買い替えを決めない。
CPU側が候補なら、GPU使用率を上げる前に比較する
- ゲーム内のFPS上限とV-Syncが目標未満でないことを確認。タスクマネージャーのCPUを「論理プロセッサ」で見て、同じ重い場面で一部の負荷が高く、ゲームのGPU 3Dには余裕があるか記録します。
- ゲームに「表示距離」「NPC密度」「物体数」「シミュレーション品質」などがあれば一項目だけ下げ、同じ場所・同じプレイ方法でFPSを比べます。ある項目だけを試し、変更が効かなければ戻します。こうした項目がないゲームでは飛ばしてください。
- 録画・動画再生・更新などが重なっていたら、一つずつ終了して比べます。FPSが伸びてもGPU使用率が必ず上がるとは限りません。FPSと操作感を成果として確認します。
内蔵GPUで動いている場合だけ、ゲームのGPUを選ぶ
- 「プロセス」のゲームのGPUエンジン番号と「パフォーマンス」のGPU名を対応させます。独立GPUの使用率だけを見て0%でも、ゲームが内蔵GPU上で描画していれば独立GPUの故障を意味しません。
- 複数GPUを搭載し、ゲームが内蔵GPU側だと確認できた場合は、Windows 11の「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィック」→「アプリのカスタム オプション」からゲームを選び、「オプション」内の「高パフォーマンス」と表示されるGPU名を確認して保存します。ゲームが一覧にない場合は「デスクトップアプリを追加」からゲーム本体の実行ファイルを指定。ランチャーだけを指定しないようゲームのファイル名を確認します。Microsoftの画面案内
- ゲームを終了して再起動し、実際の使用GPU名・FPS・GPU 3Dを同じ場面で比較。性能が上がらない場合は変更前の設定へ戻し、CPUや電源条件も調べます。GPUが1台しかないPCならこの切り替えは不要です。
両方の使用率が低く、FPSも低いままなら
| 追加の確認 | 結果に応じた行動 |
|---|---|
| FPSが別の値で固定(60、90、120など) | ゲーム内・V-Sync・ドライバー側のFPS上限、ロビー専用上限を調べ、必要な時だけ一つ変更 |
| ノートPCでAC未接続・省電力 | AC接続を確認し、Windows「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→「電源モード」を省電力から「バランス」へ変えて再比較。温度やバッテリー消費にも注意 |
| タスクマネージャーを前面にした時だけGPUが0%に近い | 測定中はゲームが背景に回るので、ゲーム内・SteamのFPS表示を優先し、可能なら別画面でタスクマネージャーを見る。静止中の数字で断定しない |
| ゲームが使うGPUの3Dが高く、目標FPS未達 | FPSが低い時の解像度比較へ。GPU使用率を上げる対応ではなく、描画負荷を下げる判断 |
| GPUの使用先も電源も正常、症状は更新後から | ゲーム・Windows更新時期とドライバー版を記録し、GPUドライバーの確認手順へ。変更を一度に重ねない |
目標FPSを維持している場合は、GPU使用率の低さ自体を直す必要はありません。記事の数値例は判定の練習用です。ご自身の結果は、ゲーム名・目標FPS・実測FPS・上限・CPU全体と各論理プロセッサ・GPU番号と名前・3D負荷を同じ場面のメモに残してください。
注意
使用率の数字だけでGPUやCPUの故障を判断しないでください。FPS上限と実際の使用GPU名を先に確認し、比較中は一項目だけ変更します。画面切り替えで負荷が下がる場合があるため、プレイ中の同じ場面で記録したFPSも合わせて判断してください。
よくある質問
上限60fpsで60fpsを維持し、GPU使用率は40%です。改善が必要ですか?
目標が60fpsで画面の引っかかりもなければ、使用率を上げる必要はありません。描画に余裕がある時は上限に達したままGPU負荷が低くなります。もっと高いFPSが必要な場合だけ上限とモニターのHzを確認し、同じ場面で比較してください。
CPU全体が30%なのにGPUも低くFPSが上がりません。
CPU全体の平均値だけではCPU側の制約を除外できません。「パフォーマンス」→「CPU」で論理プロセッサ別のグラフを確認し、上限、使用GPU番号と合わせて判断します。CPU側の設定を一つ変えてもFPSが伸びなければ別の原因も調べます。
独立GPUが0%です。ゲームはグラフィックボードを使っていませんか?
別のGPUや別の処理のグラフを見ている可能性があります。ゲームを開いたまま「プロセス」の「GPUエンジン」列で番号を確認し、「パフォーマンス」でそのGPUの名前・3Dグラフを見ます。画面切り替えで負荷が下がる場合もあります。
「高パフォーマンス」に変えればどのPCでもFPSが上がりますか?
いいえ。独立GPUと内蔵GPUなど複数のGPUがあり、実際に低性能側でゲームが動いている場合に比べる設定です。GPUが1台のPCでは変化しないことがあります。保存後はゲームを再起動し、実際のGPU名とFPSを再確認してください。
FPSは高いのに時々一瞬止まります。GPU使用率が低いせいですか?
高い平均FPSと一瞬の停止は別に確認します。初回のシェーダー準備や移動時の読み込みなども候補です。FPSと止まる瞬間を記録し、関連記事「ゲームがカクつく・一瞬止まる時の対処法」を確認してください。
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参考情報・出典
公式資料を確認し、本文は独自の表現で要約しています。
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