GPUドライバーの更新方法|NVIDIA・AMD・Intel別の操作と戻し方

PCゲームの画面乱れやクラッシュが更新で改善するか調べる手順。更新前のGPU名・ドライバー版の記録、NVIDIAアプリ・AMD Software・Intel DSAの操作、悪化した時のロールバックをWindows 11向けに解説します。

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結論

更新前に「使用中のGPU名・現在のドライバー版・困っている症状」を控え、ノートPCや携帯型PCは製品メーカーの対応版を先に確認します。NVIDIA・AMD・Intelのうち、対象のGPUに合う方法を1つ選んで更新し、インストール完了後に一度再起動。同じゲーム・同じ場面で比較します。悪化したら以前の版に戻せるか確認してください。

  1. STEP 1|GPU名・現在の版と症状を記録する
  2. STEP 2|メーカー別に1つの経路で更新する
  3. STEP 3|同じ条件で比較し、悪化したら戻す
この手順で直らない場合:症状に合う次の確認 →

原因候補

  • ゲームの更新と現在の描画ドライバーの組み合わせ
  • ノートPC・携帯型PC固有の構成と汎用ドライバーの差
  • 更新後に生じた新しい不具合や、更新対象のGPUの取り違え

更新前に残す:GPU名・版・症状の3点

画面が映っていて操作できるWindows 11の手順です。今の版を残すと、更新しても直らなかった場合に比較できます。PC全体が映らない場合は黒い画面の切り分けを先に確認してください。

  1. 「スタート」を右クリック→「デバイス マネージャー」→「ディスプレイ アダプター」。表示された製品名を控えます。CPUがIntelでもゲームの表示にNVIDIAやAMDを使うPCがあります。
  2. 対象のGPUを右クリック→「プロパティ」→「ドライバー」で版と日付を控えます。「タスク マネージャー」→「パフォーマンス」→「GPU」でも、GPU 0・GPU 1それぞれの製品名を確認できます。複数ある場合は両方記録してください。
  3. PCメーカー・型番、ゲーム名、起動直後か特定の場面か、現在の画質設定を記録します。インストーラーが再起動を求めることがあるため、ほかの作業も保存します。

ノートPC・携帯型PCでは製品メーカーが独自に調整したドライバーを配布することがあります。まず製品メーカーの型番別サポートを確認し、対応する版がある場合はその案内で更新します。自作PCやメーカーからGPUメーカー版を案内されている場合は、下の操作から対象を選んでください。

メーカー別:どの画面から更新する?

GPU更新画面更新前に確認すること
NVIDIA GeForceNVIDIAアプリ→「ドライバー」→「ダウンロード」→「インストール」画面上部のGame Ready/Studioの種類、版、対応ゲームの説明
AMD RadeonAMD Softwareで「System」を検索→「System Settings」→「Manage Updates」Software and Driversの現在の版、提供中の版、Factory Resetが選ばれていないか
Intel Graphics・ArcIntel Driver & Support Assistant(DSA)の検出結果→該当するグラフィック更新GPU名とPCメーカーの対応版、検出された更新がグラフィック用か

インストール済みのアプリやドライバー構成により画面が異なる場合があります。項目が見つからない時は、下の各社公式リンクから対応する案内を確認してください。

NVIDIA:NVIDIAアプリの「ドライバー」から

  1. NVIDIA公式アプリを開き、「ドライバー」を選びます。ゲーム主体ならGame Ready、制作用途が主体ならStudioなど、画面に表示された種類を確認します。今の種類も記録してください。
  2. 表示された新しい版の説明を開き、GPU・Windows・困っているゲームへの対応を確認します。「ダウンロード」後、完了したら「インストール」を選び、画面の案内に従います。
  3. アプリを使わない場合はNVIDIA公式ドライバー検索でGPUの製品名とOSを指定し、対象の版を選びます。ノートPCはメーカーの対応案内が先です。

別の版や種類への切り替えを更新と同時に行うと比較しづらいため、どちらを入れたかを記録します。NVIDIAアプリが以前の版を表示している場合は、後述の復旧手順から再導入できます。

AMD:AMD Softwareの「システム設定」から

  1. Windowsの検索からAMD Software: Adrenalin Editionを開きます。アプリ内検索欄に「System」と入力し、「System Settings」を開きます。
  2. 「Software and Drivers」で現在の版を控え、「Manage Updates」を選びます。AMD Install Managerの「Available Software」に更新候補があれば、下向き矢印でダウンロードします。
  3. インストーラーが開いたら対象のGPUと版を確認し、提示された利用条件を読み、通常のインストールを進めます。表示が一時的にちらつくことがあります。

「Factory Reset」は通常の更新では選ばないでください。AMDは既存のパッケージを削除し、以前のドライバーへ戻せなくなると説明しています。「Driver Only」でAMD Softwareの画面がない場合は、AMD公式のドライバー配布かPCメーカーのサポートを使います。

Intel:Driver & Support Assistantで対象を確認

  1. PCメーカーの対応情報を見てから、必要であればIntel公式のDriver & Support Assistant(DSA)を開き、案内に従って入手・起動します。
  2. 検出結果の画面で、GPU名と現在の版を照合し、Intelのグラフィック用の更新だけを選びます。更新の候補がなければ、無理に別型番用のファイルを選びません。
  3. ダウンロードとインストールはDSAやインストーラーの画面に従います。Arcを含む製品の画面は導入済みのソフトウェアで異なるため、表示された更新対象の製品名を優先してください。

Intel公式はPCメーカー版とDSAを更新方法として案内しています。ノートPCでメーカー専用の機能がある場合は、汎用版を上書きする前に製品メーカーの案内を確認してください。

進行状況1 / 3

解決手順

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GPU名・現在の版と症状を記録する

  1. ゲームを終了し、Windowsの「スタート」を右クリック→「デバイス マネージャー」→「ディスプレイ アダプター」を開く。対象GPUの製品名を控える。2つ表示されるPCでは両方を記録し、ゲームの使用GPUも確認する。
  2. 対象GPUを右クリック→「プロパティ」→「ドライバー」で「ドライバーのバージョン」「日付」を記録する。Windows+R→dxdiag→「ディスプレイ」も確認できるが、複数GPUでは対象名を取り違えない。
  3. 困っているゲーム・症状・発生場面と、PCメーカー/型番を控える。ノートPC・携帯型PCはまずその製品のサポートページで対応版を確認する。

対象外なら「メーカー別に1つの経路で更新する」へスキップ

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メーカー別に1つの経路で更新する

  1. 下のメーカー別操作表から対象GPUの行を選ぶ。NVIDIAアプリの「ドライバー」、AMD Softwareの「システム設定」、Intel Driver & Support Assistantの更新候補が入口。PCメーカーが専用版を指定していればその案内を優先する。
  2. 更新候補の型番・OS・版を確かめ、ゲームを終了してから画面の案内に従ってインストールする。AMDの「Factory Reset」のような既存版を消す操作は通常の比較には選ばない。
  3. インストーラーから再起動を求められたら従う。完了後にまだ再起動していなければWindowsの「スタート」→「電源」→「再起動」を一度実施する。

対象外なら「同じ条件で比較し、悪化したら戻す」へスキップ

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同じ条件で比較し、悪化したら戻す

  1. 再起動後にデバイス マネージャーで対象GPUの版を確認し、同じゲーム・画質・セーブ・場面で変更前の症状を比較する。新しい場面や更新後の初回処理だけで結論を出さない。
  2. 改善しないなら他の要因も調べる。更新後に新しい画面乱れ・クラッシュが出た場合は、下の「元に戻す」手順へ進む。戻す前に新しく出た症状と現在の版も記録する。
  3. Windowsの「ドライバーを元に戻す」が押せない場合は、記録しておいた以前の版をPCメーカーまたはGPUメーカーの公式配布から探す。互換性が不明な非公式パッケージは使わない。

更新後の確認:「版が変わった」と「症状が直った」を分ける

  1. インストーラーの再起動が済んでいなければ、作業内容を保存してWindowsを一度再起動します。繰り返し再起動する必要はありません。
  2. 更新前と同じデバイス マネージャーの「ドライバー」で対象GPUの版を記録します。版が変わっていない場合は、別GPUを確認していないか、インストーラーの結果画面を確認します。
  3. 同じゲーム、セーブ、画質、解像度、場所で元の症状を確認します。クラッシュや画面乱れなら「同じ条件で再発したか」を記録。平均FPSだけで判断せず、初回のシェーダー構築は別に記録します。
結果次の行動
版が変わり、元の症状も改善再起動後も同じ場面で確認し、版と結果をメモして完了
版は変わったが、症状は同じ次にゲームファイル、画質、VRAMなどを切り分ける。更新を繰り返さない
新たに黒画面・クラッシュ・描画異常が出た版と発生場面を記録し、下の復旧手順で以前の版に戻して比較する
版が変わっていない/導入に失敗GPUの選択、PCメーカーの対応、インストーラーに表示されたエラーを確認

悪化したら:Windowsから以前の版へ戻す

  1. 新しい症状がいつ出たか、更新後のドライバー版とPC型番を記録します。
  2. Windowsの「スタート」を右クリック→「デバイス マネージャー」→「ディスプレイ アダプター」→更新したGPUを右クリック→「プロパティ」→「ドライバー」→「ドライバーを元に戻す」を選びます。管理者権限が必要な場合があります。
  3. 画面の案内に従い、完了後にWindowsの再起動を求められたら実施します。同じGPUの版とゲームの症状をもう一度確認します。

ボタンが押せない場合は、以前の版がWindowsに残っていない可能性があります。ボタンを有効化するために無関係なドライバーを削除しないでください。次の表から、実際に使用していた版が分かる経路を選びます。

使っていた経路以前の版を探す場所
NVIDIAアプリ「ドライバー」の以前インストールした版が残っていれば、該当版の「…」→「再インストール」。表示される版を記録と照合する
ノートPC・携帯型PCのメーカー版PCメーカーの型番別サポートから、以前使っていた互換版を探す。提供がなければメーカーへ相談
AMD/Intel/NVIDIAの公式配布製品名・OS・更新前の版が一致する以前の公式パッケージを探す。提供状況は製品ごとに違う

AMDで「Factory Reset」を実行していた場合は、Windowsのロールバックを利用できないことがあります。別の公式版を使う前に、PCメーカーの対応範囲と元の版を確かめてください。画面がまったく映らない場合は黒画面の記事を参照してください。

更新前後を比べる記録メモ

数値を実測した結果ではなく、読者が埋めるためのテンプレートです。サポートに相談する際にも使えます。

  • PCメーカー・型番/GPU名(複数ある場合はそれぞれ):
  • ゲーム名・版/元の症状と再現する場面:
  • 更新前のドライバー版と日付/更新した配布元:
  • 更新後の版/インストーラーの結果と再起動の有無:
  • 同じ場面での結果/新しく出た症状/戻した版:

注意

対象GPUとPC型番に合う公式配布を使い、今の版を控えてから更新してください。AMDのFactory Resetは以前の版へ戻せなくなるため通常の比較では選びません。画面が映らない場合は別のPCやメーカーサポートで復旧方法を確認し、無関係なドライバーを削除しないでください。

よくある質問

IntelとNVIDIAが両方表示されます。どちらを更新しますか?

CPU名だけで判断しないでください。タスク マネージャーの「パフォーマンス」でGPU名を確かめ、ゲームの表示に使うGPUと症状を記録します。ノートPCでは表示経路に両方が関わる場合もあるため、PCメーカーが指定する組み合わせを優先します。

「ドライバーを元に戻す」が押せません

Windowsに戻すための以前の版が残っていない場合などは利用できません。NVIDIAアプリに以前インストールした版が表示される場合は再導入を確認します。それもなければ、更新前に控えた版とPC型番を基に、製品メーカーの公式配布を調べます。

AMDの「Factory Reset」を選んだほうが確実ですか?

通常の更新を比較する段階では選びません。AMDの説明では、既存のAMD Softwareを削除し、以前のドライバーへ戻せなくなります。問題の切り分け中は元へ戻せる方法を優先してください。

最新版にしてもFPSが上がりません

ドライバー更新はFPSの上昇を保証しません。平均FPSに加え、更新前にあった画面乱れ・クラッシュの再発を同じ条件で比較します。FPS上限や画質、CPU・VRAMが原因なら別の設定を調べます。

更新後の最初のゲームだけ引っかかります

ゲームやドライバーの更新後はシェーダーの構築・再構築が関わる場合もあります。ゲーム内の進捗を確認し、同じ場面の2回目以降も比較します。ずっと同じ場所で止まるなら別の原因も調べます。

参考情報・出典

公式資料を確認し、本文は独自の表現で要約しています。

NVIDIA公式:NVIDIAアプリのDrivers画面・更新・以前の版の再導入NVIDIA公式:製品・OSに合うドライバーの検索AMD公式:Software and Drivers・Manage UpdatesAMD公式:インストール手順とFactory Resetの制限Intel公式:Driver & Support Assistantによる自動検出Intel公式:Driver & Support Assistant入手先Microsoft公式:ディスプレイアダプターのドライバーを元に戻す